浜田和幸のブログ|何も変わらない毎日に疲れたあなたを癒したい浜田和幸プレゼンツ

浜田和幸が話題のニュースを取り上げてつぶやいています。

浜田和幸、過去があなたを成長させるのです

浜田和幸です。

 

「あんなことがなければよかったのに…」

 

「しなければよかった…」

 

「過去を消したい…」

 

後悔する口癖があります。

 

過去を悔やんで、できれば過去を変えたいと思います。

 

でも、本当はこの悔やむ時間のほうが、さらにもったいないです。

 

何の役にも立っていないからです。

 

後悔している時間は、後悔している過去より、さらに無駄な時間です。

 

どんなに考えても、何度振り返っても、過去は絶対に戻りません。

 

時間を失うだけでなく、元気まで失うのですから、厄介です。

 

ある本には、こう書いています。

 

「つらい過去は、すっぱり忘れましょう」

 

それができれば苦労しません。

 

つらい過去ほど、忘れたくても忘れられないから、私たちは悩んでしまいます。

 

 

 

では、どうすればいいのでしょうか。

 

本当は逆です。

 

否定したい過去を、肯定します。

 

否定するから過去をずっと引きずってしまいます。

 

今のあなたが存在するのは、つらい過去があったおかげで今があるのだ、という事実に気づけばいい。

 

「試験に失敗した過去があっても、そのおかげで自分の弱点を知ることができた。だからもっと勉強ができるようになる」

 

そう考えます。

 

「先生にひどく叱られた。忘れたい。でも叱られたおかげで正しいことを学ぶことができた。叱られてよかった!」

 

否定していた過去を、完全に肯定します。

 

「過去のせいで」と考えるのではなく「過去のおかげ」と考えます。

 

すると、今の素晴らしいあなたが存在するのは、忘れたい過去が土台になっているから、ということに気づきます。

 

事実として、そうなのです。

 

忘れたい過去ほど、学びがあります。

 

つらい過去は、否定するのではなく、肯定するものです。

 

否定するのではなく、感謝しなければなりません。

 

本当によい思い出とは、つらい過去のことをいいます。

 

生まれ変わった、素晴らしい瞬間だからです。

 

この文章を読んでいるということは、あなたには、つらい過去があるのでしょう。

 

振り返りたくない過去ほど、肯定します。

 

「だからよくなる。そのおかげで、今の素晴らしい自分が存在するのだ」と過去を肯定しましょう。

 

その瞬間、ぱっと未来が明るくなります。

 

今までは、過去を否定してきたから、これからの未来も暗いはずでした。

 

 

 

しかし、今までの過去を肯定して明るく考えれば、今この瞬間が明るくなり、これから作り上げるであろう未来は明るくなります。

 

今、あなたが、過去を否定するか、肯定するか。

 

それだけです。

 

過去は、肯定するのです。

 

「つらかったな。だから今の私がある。ありがとう」

 

「ひどい経験をしてしまった。だからこれからよくなる。ありがとう」

 

今の素晴らしいあなたを作ってくれた、過去すべてをまるごと肯定しましょう。

 

楽しいこと、嬉しいことはもちろんのこと、つらいこと悲しいこともすべて、ありがとうと話しかけるのです。

 

浜田和幸でした。