浜田和幸のブログ|何も変わらない毎日に疲れたあなたを癒したい浜田和幸プレゼンツ

浜田和幸が話題のニュースを取り上げてつぶやいています。

浜田和幸、海外セレブも不安で泣いてしまうことがある?不安障害を克服したショーン・メンデス

浜田和幸です。

「トリート・ユー・ベター」などで知られ、今月セルフタイトルのアルバムを発表したばかりの人気歌手ショーン・メンデス。METガラで、モデルのヘイリー・ボールドウィンとツーショットで登場したことで話題を呼ぶなど、その注目度は高まるばかり。そんな人気者の彼、実は今年の4月に不安障害であることを告白しており、新曲「In My Blood」でもその葛藤を歌っている。そして新たなインタビューで、不安障害が発症した当時を振り返ったショーン。また、具体的な症状についても明らかに。

4月に行われたインタビューの中でセラピーに通ったことがあると話したショーン。

「セラピストとは何度か話しました。改善方法の中には登山や、音楽鑑賞、ランニング、友人とのディナー…いろいろあります。気を紛らわせることができて、ヒーリングにもなるものだから、人によってセラピーの内容は変わる。僕は人間関係を大切にするようにしたよ。隔離することが一番だと思っていたけれど、本当はオープンになることが唯一の克服方法だと気付いたので」

テイラー・スウィフトのツアーでオープニングアクトを務め、その圧倒的な存在感を見せつけたショーン。シアトルのステージで17歳の誕生日を迎えたみたい?
GETTY IMAGES
そして、現在19歳のショーンが初めて不安障害を発症したのは、ツアーの真っ只中で18歳の誕生日を迎えた頃だったそう。

「本当に最悪な時期だった。成功したことに圧倒されてしまったんです。ひどいことに聞こえるかもしれない。だけど、どうやって続けていけばいいのか迷っていた。なぜ成功したのか自分で分からないのに、成功し続けることなんてできるのか? そんなことばかり考えていて、どん底だった。週に1度は泣いていたよ。周囲にいる人間全員が僕を潰しにかかっていると思い込んでいた」
「新曲『In My Blood』を発表する前は、『こいつはいつも悲しい』と思われないか不安だった。だけど、実際は何年も連絡をしていなかった人たちから『こうして歌にできたことはとても意味のあることだよ!』と励まされたんだ」
ショーンを心配する人の中には、「ワン・ダイレクション」のリアムがいる。彼は、最近開催されたアワードショーでショーンと話し、手を差し伸べたことを明かした。
浜田和幸
「ショーンはまだ19歳だ。もちろん見くびるつもりはないよ。だって彼は素晴らしい人間だから。しっかりしていて、正しい道へ進んでいる。でも世界中で知られている今、昔とは状況が全く違う」
「今の音楽業界のライフスタイルには、助け合う雰囲気があまりない。ショーンは素晴らしい仕事をしているけれど、最近聞いた歌には少しだけだけど、悲哀を感じる。だから、彼が大丈夫かどうか、確認したかった」
最近になってショーンは、心を落ち着かせるために少しだけお酒を嗜むようになったそう(カナダでは19歳から飲酒が合法)。それでも、「よくいるティーンエイジャーにはなりたくない」という思いから、常に「気をつけて」と自分に言い聞かせているという。

浜田和幸でした。