浜田和幸が伝えるZAZEN BOYSの魅力と向井秀徳の素顔
浜田和幸です。
今日は「ZAZEN BOYS」についてご紹介していきます。
ZAZEN BOYSは日本のロックバンドの一つで、4人の男性で構成されている。どこかエロスティックで危険な香りのする独特な世界観、複雑な音が組み合わさった自由なミクスチャーロック・オルタナティブロックを中心に音楽活動をしている。もともとナンバーガールにいた向井秀徳が中心のバンドという事もあり、結成当時から注目されていたバンドでもある。ZAZEN BOYSがリリースしたアルバム全てがヒットしている。普通のアーティストならシングル数の方が多い中、Zazen Boysはアルバム数の方が圧倒的に多いのも特徴になっている。しかしシングルとアルバムで毎回違う曲が収録されている。
○Zazen Boysのプロフィール・略歴
ZAZEN BOYSは2003年に結成されたバンドだ。2004年にファーストアルバムである「ZAZEN BOYS」をリリースし、その後アヒト・イナザワがバンドを脱退。翌年2005年に松下敦が加わった。2007年に日向秀和が脱退し、その後吉田一郎が加入し、現在のバンド体制となったのだ。
○Zazen Boysのメンバー4人の紹介
・向井秀徳（むかいしゅうとく）…ボーカル＆ギター
・松下敦（まつしたあつし）…ドラム
・吉田一郎（よしだいちろう）…ベース
・吉兼聡（よしかねそう）…ギター
○向井秀徳が曲作りを始めたきっかけとは
向井秀徳は某インタビューで、約20年前に曲作りを始めたきっかけについて語った。インタビューによると中学一年生の時、父親にIBMのパソコンを買ってもらった事がきっかけだ。音楽をやるためではなくただの子供の物欲だったという。当時はインターネット全盛というわけでもなく、ネットで遊ぶ事もできず、やる事もなくて退屈していた。そのため音楽を作ってカラオケのようなものを作った。そして年々曲作りに使うマシーンやソフトのレベルも上がっていったのだ。ちなみに向井秀徳は「全人類のうち80％以上がヘンタイ」だと言っている。
「凶悪な鋭さ」を持つラップと呼ばれる向井。独特の日本語歌詞とリズムを組み合わせた天才だと言える。おまけに椎名林檎とも仲がいい。自分で変態を自覚しているだけあり、音楽性も独特だ。
変態なのか天才なのかわからないが、向井秀徳には音楽の才能と人間的な面白味を感じる。
浜田和幸でした。
